ソムリエ試験練習問題【ブルゴーニュ】マコネ地区のA.O.C.

【最終更新日】2024年7月14日

こんにちは!今回はマコネ地区のA.O.C.について学習しましょう!

マコネ地区は最近大きな法改正があった地区です。今回はそこからの出題です。

 

 

練習問題 マコネ地区のA.O.C.

Q:次のうち、2020年に新たにプルミエ・クリュの認定を受けたA.O.C.を選んでください。

①Vire-Clesse

②Pouilly-Fuisse

③Pouilly-Loche

④Saint-Veran

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。 WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。 【月額2200円】ソムリエ・ワインエキスパート試験対策はオンライン最大級のWBSへ!   そのほかの記事・練習問題も是非ご参考ください。

正解は②のPouilly-Fuisse(プイィ・フュイッセ)です!

今回のような問題は聞いたことがない限り太刀打ちできない難問でした。。

 

マコネ地区には5つの村名A.O.C.があり、すべてシャルドネから造られる白ワインのみ認められています。

その中でもプイィ・フュイッセは以前から最も洗練された白ワインを産する村名A.O.C.と言われてきました。

 

10年にわたってI.N.A.O.(国立原産地名称研究所)で審査が続けられていたのですが、ついに2020年9月3日にプルミエ・クリュの表記が認められました。

表記は他のブルゴーニュのプルミエ・クリュと同じように「Poullli-Fuisse Premier Cru + 畑名」となります。

 

プルミエ・クリュを名乗る場合、通常のプイィ・フュイッセと比べて収穫時の最低糖度は195g/L、最低アルコール度数は12%、最大収量は56hL/haと厳しくなります。

 

プルミエ・クリュに認められた畑は22か所あります。それぞれの名前までは覚えても実りが少ないと思いますので、流し読みする程度で問題ありません。

聞き飽きてくるかもしれませんが、今回の問題のような近年行われた法改正などが出題されるのはソムリエ試験あるあるです笑


 

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