飲食店営業許可|シンク(流し)の大きさと必要な数は?

飲食店営業許可で設備基準にシンク(流し)の大きさと数の要件があります。

スケルトンから施工するのであれば許可基準を満たすように設計すればいいかもしれません。

しかし、居ぬきの場合に以前のままであれば基準を満たせないということもたまにあります。

そのようなときはどうすればいいのでしょうか?

ここでは、飲食店営業許可でポイントとなるシンク(流し)の大きさと数、そして足りない場合などはどうすればいいのかを解説します。

 

 

飲食店営業許可のシンク(流し)

大きさのポイントは?

通常の飲食店営業許可の場合は、↑の画像のように、

奥行 36㎝

横幅 45㎝

深さ 18㎝

以上の大きさが求められます。

 

ただし、この大きさについては検査の時にメジャーで計測して計るということはほとんどしません。

あまりにも小さかったり、検査官によっては計る人もいるかもしれませんが、だいたいの大きさで目視で判断されます。

 

そして、流しの大きさや数とともに必ずお水やお湯が出るかどうか、流れるとして排水はしっかりとしているかを確認されます。

特にお湯は必ず確認され、入居したばかりだとガスの開栓をうっかり忘れていてでないなんてこともよくあります。

この場合は再調査になり、許可の日が遅れますのでご注意ください。

 

 

数のポイントは?

流しの数は、一般的な飲食店だと2つが基準になっています。

ただし、大型店舗で絶対に2つでは足りない場合などは指導が入る可能性もあります。

逆にどれだけ小さな飲食店であっても最低限、二つはないと許可にならないので注意しましょう。

上の画像は二層シンクといって二つつながっているシンクですが、調理場内にあるのであれば離れていても問題はありません。

 

数が足りない場合の対処法は?

では、流しの数が1つしかなくて許可基準を満たせない場合はどのようにすればいいでしょうか?

小さなカフェやスナック、バーのようなお店の場合はこういうこともたまにあります。

この場合は食洗器を調理場内に設置して対処するしかありません。

家庭用の食洗器をシンク(流し)とみなして一つにカウントするのです。

ただし、これはイレギュラーな方法なので保健所に申請の際に正直に話し、事前に調整されることをお勧めします。

 


 

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