ワインの糖度、残糖についての質問

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    トピック
  • #12541
    na_na
    キーマスター

      いつもお世話になっております。
      甘口ワインの糖度、残糖についての質問です。
      例えば、Quarts de Chaume においては
      糖度は298g/ℓ以上、残糖85g/ℓを超える
      とあります。
      この表記の糖度と残糖の違いは何でしょうか?
      糖度は、発酵前の果汁を
      残糖とは、発酵したあとのワインでの
      ということでしょうか?

      よろしくお願いします。

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      返信
    • #12549
      na_na
      キーマスター

        前場様

        早速のご回答ありがとうございました。
        参考に上げていただいた資料もとてもためになりました。

        最初にソムリエ試験を受けた時は、
        糖度を機械的に覚えていましたが、
        基準から比較するととても分かりやすいですね!

        グラス一杯に換算して、水にお砂糖を溶かしてテイスティングなんて実験をしてみると
        分かりやすいかもしれませんね!
        スパークリングの場合は炭酸水に砂糖を溶かしてみたりなど。

        #12543

        ご質問ありがとうございます。ワインブックスの前場です。

        ご理解はその通りで全く問題ございません。

        糖度(sucre)と残糖(Sucres résiduels)の関係です。

        Quarts de Chaumeであれば、 

        ①発酵前の果汁1リットルあたりに298グラム以上の糖度が含まれ
        かつ
        ②発酵後の糖度が85グラムを超える

        ことがQuarts de Chaumeを名乗る基準とされているということになります。

        スパークリングワイン以外の糖度において、甘口DOUXの基準は45グラム以上ですので、それよりも倍近い糖度が求められているということになります。

        ご参考までに、シャンパーニュは

        ①発酵前の果汁に補糖をした(あるいはしない)185グラム/リットルの糖度の果汁から
        ②残糖0、アルコール度数11%のワインを造り
        ③そこから24グラム/リットルのティラージュを添加して
        ④最終的に12.3%程度のシャンパーニュとなる

        が目安となっています。

        ご参考ください。

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