【最終更新日】2024年1月2日
こんにちは。WBSの前場です。
2024年1月1日、16時ころにおこった能登半島地震は大きな被害をもたらし、現在大変にお辛いお立場、状況の方がおられます。
あらためて一日でもはやい日常の回復をお祈りいたします。
このような状況のもと、2024年はスタートを切りました。
被災地の方々だけでなく、今年度試験を受ける方や気持ちを新たに別の分野の学習を始めようという方についても、気持ちが暗くなり、何となくスタートをしづらい気持ちにもなるはずです。
実際に僕も元旦放送のテレビ番組に合わせてライブ配信を行う予定でしたが、配信中に中止の決断をすることになりました。
この番組は高級ワインが一般メディアで話題になる機会でしたので、僕自身も一年に一度のチャンスでしたし、数日前から準備を進めてきました。
ただし、生きている以上、地球で生活をしている以上はこのようなことは避けようがありません。
現在お辛いお立場の方には大変に心苦しく思いますが、学習をする立場の方にとっては気分を下げてばかりいるのは、逆に自身のやるべきことを見失うことにもつながります。
ここであらためて確認をしておきましょう。
お辛いお立場の方への配慮や共感は、ワインの学習を続ける、ワインを楽しむうえでも非常に重要です。
ソムリエになり、ワインを他者にお勧めするにはその人の気持ちや状況を理解できなければいけません。
目の前にいる人はどのような気分なのか、どのようなきっかけでここにいるのか、ここをわかるためには共感する力が必要です。
ワインエキスパートとしてワインを広める側になったとしても、発信する相手のワインへの理解度や好みの傾向を知るのも共感する力です。
WBSで学習をすることで、ワインの知識や経験に自信がつき、資格試験での合格をすることによって、ワインの分野では情報強者になります。
強者は弱者の気持ちに寄り添い、最適な言葉を投げかける。相手の立場を尊重できるひとです。
逆に相手の気持ちや状況がわからなければ本当の意味で強者ではありません。
ですが同時に、人として生きている以上、やはりやるべきこと、使命はかならずあります。
今のあなたがやるべきことは、共感し、気持ちに寄り添うこと以上に自身の学習を進め、理解を深めることかもしれません。
悪い表現をすると「困っている人を横目にする」と見えるかもしれません。
ですが、共感し、お辛い立場の方の気持ちを共有することはできても、そのかたの代わりになることはできません。
ワインを学習し、その楽しみ、喜びを他者に伝える、自分自身が楽しいワインライフを送る。
いっときは気持ちを共有し、寄り添うことは大事でしょう。
ですが、やるべきこととはしっかりと棲み分け、淡々と、粛々と進める。これも大事です。
WBSで学習され、昨年度みごとソムリエエクセレンスに合格された池田ひろ美さんは、合格までに4年間を費やしました。
池田さんはワインショップの経営者としてすでにご活躍されておられましたが、経営者ということであれば、決していいことばかりではなかったはずです。
これも、やるべきこと、使命をはっきりと理解したからこそ続けられたわけであって、アドバイスをさせていただいた立場として、合格はこれほどうれしいことはありませんでした。
どんな勉強にも、つらいときはあります。
今のあなたがやるべきことは、被災地のかたに共有し、つらい気持ちに寄り添うこともあるでしょう。
そのうえで、他者の気持ちを汲み取ることはワインを学習するうえで何よりも大事ですが、それ以上にあなたのやるべきこと、使命もあるはずです。
自分なりのゴール、やるべきこと、使命を理解して、自分らしく、堂々と2024年のスタートを切りましょう。
WBSは、最後まであなたを応援し続けます。
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