【最終更新日】2022年5月8日
こんにちは。ワインブックスメンターでソムリエ・エクセレンスのなーなです。
今日は日常生活ですぐにできる、オススメなメソッドを2つ紹介させていただきます!
1、笑顔で姿勢を良くする。
これは、普段から取り入れて絶対に損しないことですね。
私も意識していないとついつい猫背になりがちですが。接客中フロアに立つときは下腹部に力をいれ、肩甲骨を寄せ、背筋をピンと張るようにしています。
作り笑顔でもいいので、笑っていると自分の心にも余裕が生まれますよね。美容にもいいですし。
三次試験でのサービス実技は”見られる”試験です。「背筋を伸ばす」「笑顔」この2つ、ものすごーーーく大切です。
笑顔と姿勢はソムリエのファイティングポーズ!審査員からの点数も稼ぎやすいに決まっています。
普段やっていないことは、本番でもできません。
2、日常脳内ペアリング
昨日の夕食は何を召し上がりましたか?
昨日の夕食とワインを合わせるとしたら、どんなワインが飲みたいですか?また、どうしてそのワインが合うと思いましたか?
私は筑前煮を食べました。これとマスカット・ベーリーAを合わせてみたいなぁと。
この品種のもつ果実感の甘みと、料理の根菜の甘み、タレの甘さを合わせたいです。
こんな感じで普段から料理に合わせるワインを想定します。
外食では注文しなくてもメニューのバリエーションが豊富なのでチャンスですね!
例えばイタリアンレストランでの食事。小エビとホタテのアーリオ・オーリオにはマルケ州のヴェルディッキオはどうだろう。
海に近い産地のものだし、アロマティックで辛口な味わいが魚介の香りを強調し、オイルをカットしてくれるだろう。というように理由もセットで想定してみてください。
日常脳内ペアリング、オススメです。
ワインに限らず、他の飲料でもトライしてください。焼酎や日本酒、ブランデーなどどんなシーンで、どういう飲み方で合わせますか?
餃子にビール!黄金ですよね。
なぜ、餃子とビールなのか?餃子の餡の脂をビールの苦みと炭酸でカットするからかな?(←こういう理由がどの飲料でも大切)
2021年のテイスティング試験では紹興酒が出題され、それに合わせる料理と理由を聞かれました。
ペアリングはワンパターンでいいです。私はパターンを決めていました。
重い赤ワインが来たら、厚い肉。アロマティック白ワインにはエスニック料理。など。
高級な料理にはハイクラスの価格帯のワイン、カジュアルレンジのワインには日常料理など、格を合わせる必要はもちろんあります。
脳内ペアリングはご自身にあるネタを一つでも多く作り、すぐに引き出せるようにするのにとても有効なトレーニングです。
何よりもこの2つのメソッド、タダです。無料です。笑
やらない理由がないですよね。
よろしければ、コメント欄にてみなさまの最近食べたお料理と合わせたいワインを教えてください☆
スクール生の方はメールででもご相談、ご質問お待ちしております。
こちらのフォームからご相談ください。
このコンタクトフォームはログインしたユーザーにのみ利用可能です。
練習問題コーナー
⑧答え合わせ
1、西ケープ州を冷涼にする、南極からの冷たい海流の名称を回答してください。(2021年教本108P)
→Benguela海流
その他にも南アにはCape Doctorという強く乾燥した風も有名ですね。
なぜ風がブドウ栽培においてメリットをもたらすのでしょうか?ここまで説明できるのが、エクセレンスには求められます。
2、南アフリカのワイン法WOが制定された年号を回答してください。(2021年教本109P)
→1973年
同じ年号で、日本における「ワイン元年」があります。近い年代で1976年のパリスの審判。
3、南アフリカにおいて最も大きな栽培面積を持つ産地名を回答してください。(2021年教本110P)
→Stellenbosch
ワイン教育や研究における重要な産地です。栽培と醸造学の学位が受けられる南ア唯一の大学、ステレンボッシュ大学も存在します。
サブリージョンもチェックしておきましょう。
4、西ケープ州で総面積としては最大の地区名を回答してください。(2021年教本112P)
→Swartland
西ケープ州の総面積としては最大の地域です。Stellenboschと間違えがちですので注意が必要です。
また、SIP(Swartland Independent Producers)と呼ばれる20の生産者組合も確認しておきましょう。
5、山々に囲まれた馬蹄型の土地で、「コールドトラップ」と呼ばれる自然のもたらす冷却効果をもつ地区名を回答してください。(2021年教本113P)
→Tulbagh
トゥルバッハと読みます。南アの表記むず痒い(笑)
⑨練習問題
- コンスタンシア小地区17世紀にワイン農園を築いた人物の名前を原語で回答してください。(2021年教本113P)
- 伝説のデザートワイン「Vin de Constance」が復活した年号を回答してください。(2021年教本113P)
- キャップ・クラシック生産者協会の会長Pietre Ferreiraがセラーマスターを務める、Graham Beckの本拠地がある南アフリカのWardを回答してください。(2021年教本114P)
- 「Crystallum」や「Storm Wines」などが存在する南アの地区名を回答してください。(2021年教本114P)
- アフリカ最南端に位置する南アフリカの小地区名を回答してください。(2021年教本115P)
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました!
頑張ってください!!
★お知らせ★
私(なーな)の働くお店、雀の庵では、現在サービススタッフを募集しています。
オーベルジュで本格的な料理に触れたい。ワインをもっと勉強したい。
などご興味のある方、お問い合わせください。(下記画像をクリックするとメールフォームにリンクします)
【ワインブックスオンラインスクールのご案内】
このサイトは、ワインブックススクールの運営です。
ワインブックススクールでは、月額2200円で、いつでも、どこでも、誰でもワインの学習ができる環境が整っています。
ソムリエ・ワインエキスパート試験の対策に
趣味のワインライフに
エクセレンス試験の対策に
飲食店の頼もしい見方に
ご活用ください。必ずお役に立てることをお約束します。
WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→
ワインビジネスをご検討のお店様、企業様へのワインコンサルタントも行っています。
店舗向けWBSのAIソムリエサービスはこちら→
ワインエキスパート試験とは?試験の全体像はこちら→
ワインブックスにお越しいただいてのテイスティング講座はこちら
ワインブックスのテイスティングコースはこちら→