【最終更新日】2023年6月20日
オーストリアはドイツとともにドイツ語圏で、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験においては特に鬼門とされている科目です。
フランス語やイタリア語、英語などの言葉に比べて圧倒的に聞きなれない言葉の響きで、ドイツ語圏の問題を捨て門にすしようかと思案している受験生も多いのではないでしょうか。
出題数も、オーストリア単体ではいいとこ2~3問なので、戦略的には捨て門もありのようにも映るでしょう。
しかし、ドイツに比べると出題の範囲は限定的で、対策が取りやすい国でもありますので、捨て門だと切り捨てるのは少し待ちましょう。
ドイツ語圏の国の問題が難しく感じるのはその通りかもしれませんが、ドイツと比べると出題範囲は狭く、ほとんどがニーダーエスタライヒ州に偏っています。
また、ニーダーエスタライヒ州以外になると極端に論点は少なく、押さえるべきところはかなり限定的になってきます。
そのため、できればこのページにある練習問題と、その周辺知識については記憶の質を高めていただき、出題の半分以上はくらいついて正解を取るくらいの気持ちをもって取り組むことをお勧めします。
さて、以下がソムリエ、ワインエキスパート試験のボリュームゾーンの難易度の過去問と解説です。
年度別に過去問は随時追加の予定です。
本格的な学習に入る前に、事前に全体の難易度と傾向を押さえておきましょう。
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【こちらの過去問もご参考ください】
目次
【オーストリア】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問
【問題1】原産地呼称制度の名称
オーストリアの原産地統制呼称制度の名称を1つ選んでください。
①A.V.A.
②A.O.C.
③D.A.C.
④D.C.
【問題2】総論
オーストリアにおいて、1860年に世界最古の醸造学校を開設した人物を1つ選んでください。
①Friedrich Zweigelt
②Laurenz Moser Ⅲ
③Freigut Thallern
④August Wilhelm Freiherr von Babo
【問題3】ワイン用語
オーストリアで、「新酒」または「ワイン生産者兼居酒屋」を意味する言葉を1つ選んでください。
①Heurige
②Wein
③Smaragd
④Rust
【問題4】同緯度の産地
オーストリアとほぼ同緯度に位置するワイン産地を1つ選んでください。
①Champagne
②Bourgogne
③Bordeaux
④Languedoc-Roussillon
【問題5】基礎的なブドウ品種
オーストリアにおいて最も広く栽培されているブドウ品種を1つ選んでください。
①Grüner-Veltliner
②Zweigelt
③Riesling
④Müller-Thurgau
【問題6】オーストリアンゼクト
オーストリアン・ゼクトg.U.の品質分類において、Große Reserveの最低瓶内熟成期間を1つ選んでください。
①9か月
②12ヵ月
③18ヵ月
④30ヵ月
【問題7】ユネスコ世界遺産
オーストリアにおいて、メルク市とクレムス市の間、ドナウ渓谷に沿って、ユネスコ世界遺産に認定された美しいブドウ畑の景観が続く産地を1つ選んでください。
①Kremstal
②Wachau
③Weinviertel
④Neusiedlersee
【問題8】基礎的なワイン産地
オーストリアのWachau D.A.C.のワイン格付けにおいて糖度が最も高いものを1つ選んでください。
①Smaragd
②Federspiel
③Steinfeder
④Marillenknödel
【問題9】著名ワイン
オーストリアにおいて、Weststeiermark D.A.C.の特産品で酸が特徴のロゼワインを1つ選んでください。
①Junker
②Traminer
③Schilcher
④Heurige
【問題10】基礎的な横断問題
オーストリアのNiederösterreich州について誤っているものを1つ選んでください。
①8つの限定的生産地域に分かれている
②ブドウの栽培面積がオーストリア全体の約6割を占めている。
③Grüner-Veltlinerがこの州の栽培面積の約半分を占めている。
④ワインのスタイルはドナウ系、北部系、南部系の3つに大別されている。
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