【最終更新日】2023年7月15日
ギリシャはワインの歴史としては最も古い生産国のひとつで、現在のワイン文化の原型を作った国といっても過言ではありません。
しかし現在は経済の低迷とともにワイン界において重要度は決して高くはなく、世界的な評価も目立ったものがないのが現実かもしれません。
日本でのワインマーケットにおいても実際にワインショップなどで見かけることは少なく、これを反映してかソムリエ試験、ワインエキスパート試験においても出題数も1~2問と なっています。
試験勉強においては、出題数・実際のワインライフでの汎用性を検討しても、積極的に時間を割くことに合理的な理由は見出しにくいです。
土着品種が多く、言葉にも独特の使いまわしがあるため苦手意識が強い受験生も多く、おそらく試験を出題する側にも同様の意識が働いているものと思われます。
ワインライフとしてはもちろん決して軽視はしないのが大事ですが、とはいえ試験勉強という意味では総論と重要論点を押さえ、決して深入りはしないのが正攻法といえるのではないでしょうか。
さて、以下がソムリエ、ワインエキスパート試験のボリュームゾーンの難易度の過去問と解説です。
年度別に過去問は随時追加の予定です。
本格的な学習に入る前に、事前に全体の難易度と傾向を押さえておきましょう。
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【こちらの過去問もご参考ください】
目次
【ギリシャ】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問
【問題1】総論
ギリシャワインにおいて、土着品種の数量と生産量の割合として正しいものを1つ選んでください。
①約200種類と80%
②約200種類と90%
③約300種類と80%
④約300種類と90%
【問題2】代表的なブドウ品種
ギリシャ特有の松脂による独特の風味をもつRetsinaの主要ブドウ品種を1つ選んでください。
①Agiorgitiko
②Xinomavro
③Savatiano
④Assyrtiko
【問題3】ブドウ栽培
ブドウ樹を地を這うようなバスケット状に仕立て、その名称を”Kouloura”と呼ぶギリシャのワイン産地を1つ選んでください。
①Naoussa
②Santorini
③Rapsani
④Nemea
【問題4】特殊な製法のワイン
P.D.O.Santoriniの中で、伝統的に天日干しのブドウで造られる甘口の白ワインの名称を1つ選んでください。
①Retsina
②Vin liastos
③Vinsanto
④Verdea
【問題5】固有のブドウ品種
”酸”と”黒い”を意味するギリシャを代表する黒ブドウ品種を1つ選んでください。
①Xinomavro
②Agiorgitiko
③Liatiko
④Limnio
【問題6】ギリシャの歴史的キーワード
ギリシャにおいて、ワインを飲みながら哲学的な話をする社交行事を何というか、1つ選んでください。
①symposia
②oenochooi
③amphora
④Bacchus
【問題7】生産地域
ギリシャで最大の、単一品種から造る赤ワインのアペラシオンを1つ選んでください。
①Rapsani
②Patras
③Nemea
④Naoussa
【問題8】ブドウ品種
ギリシャにおいて、「ヘラクレスの血」と呼ばれるブドウ品種を1つ選んでください。
①Thiniatiko
②Mandelaria
③Amorgiano
④Agiorgitiko
【問題9】地勢
ギリシャで最も大きい島の名称を1つ選んでください。
①ロドス島
②サントリーニ島
③クレタ島
④リムノス島
【問題10】ワイン法
Retsina、Verdea、Vin liastosといったギリシャの伝統的な価値を持つ認められたワインに表記することが可能な名称を1つ選んでください。
①Traditional Designation
②P.D.O.
③P.G.I.
④Varietel wines
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