ソムリエ試験練習問題【シャンパーニュ】熟成規定

【最終更新日】2024年7月14日

こんにちは!今回はシャンパーニュの熟成規定について学習しましょう!

 

練習問題 シャンパーニュの熟成規定

Q:次のうち、シャンパーニュのNon Millesimeに定められた瓶詰めから出荷までの最低熟成期間を選んでください。

①9か月

②12か月

③15か月

④36か月

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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問題の正解はこちら!

 

正解は③の15か月です!

今回は②の12か月と④の36か月が特に紛らわしかったかもしれません。

 

まず、問題文にあるNon Millesimeについてですが、シャンパーニュには単一ヴィンテージのMillesimeと複数ヴィンテージのワインをブレンドするNon Millesimeがあります。

それぞれ最低熟成年数が異なります。

 

Millesimeは作柄が特に良い年に造られるシャンパーニュで、瓶詰めから最低36か月の熟成が義務付けられています。

 

Non Millesimeは、厳しい気候のシャンパーニュ地方では毎年一定の品質を保つことが難しいため、複数の収穫年のワインをブレンドして品質の均一化を図ったものです。

規定では瓶詰めから最低15か月間出荷してはいけません。

また、ここがややこしいのですが、瓶詰めから澱引きまで最低12か月間の瓶内熟成が義務付けられています。

 

MillesimeとNon Millesimeで熟成期間が異なるのはもちろん、同じNon Millesimeでも「出荷まで」と「澱引きまで」で熟成期間が異なる点に注意しましょう。

 

 

また、今後学習を進められることと思いますが、他の地域のスパークリングワイン、例えばクレマンやカヴァなども熟成規定がありますので、学習される際はシャンパーニュと比較しながら記憶するようにすると覚えやすいです。


 

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