Castilla y León カスティーリャ・イ・レオン州

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カスティーリャ・イ・レオン州(Castilla y León)マドリッド北側に位置し、スペイン一広大な面積を持つ州。州都は定められていないが、バリャドリッドに州政府と議会がある。

9つのD.O.と4つのV.C.がある。大部分が標高のある北部メセタ上に広がり、多くは大陸性気候で夏は猛暑、冬は厳寒で春・秋が短い気候となっている。カスティーリャは「城」を意味し、この地域は城跡が多い。

カスティーリャ・イ・レオン州のブドウ栽培面積は合計54,600haであり、ワイン生産量は1,308,600hℓである。

この地方で著名なワインはなんといってもリベラ・デル・ドゥエロ。リベラ・デル・ドゥエロ(Ribera del Duero)D.O.はドゥエロ両岸に広がるワイン産地でカスティーリャ・イ・レオン州の中央に位置する。

畑は平均海抜750m〜800mに位置し、日中は強い日照量を得られ、夜は冷涼なためブドウは成熟と凝縮感を併せ持つ。

1980年代後半以降畑の開墾、近代設備の導入など外部からの投資があり、品質 の向上が見られ、リオハと並ぶスペインの高級赤ワイン産地としての地位を確立し、近年ではスペインワインで最も関心を集めている地区の一つである。

2019年7月に白の生産が認められ赤・白・ロゼが生産可能となった。

 

その他の地域としては、近年メンシアを使った冷涼感のあるワインで注目を浴びているビエルゾ(Bierzo)D.O.やティンタ・デ・トロ(Tinta de Toro:Tempranilloのシノニム)のワインで有名なトロ(Toro)D.O、スペインにおける白ワインの代表的な産地ルエダ(Rueda)D.O.がある。


 

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