シャトー・ジスクールは、(仏語表記:Chateau Giscours)マルゴー(Margaux)ラバルド(Labarde)地区のシャトー。
1855年に行われたメドックの格付けで3級に分類された。
シャトー・ジスクールの畑は、マルゴー・アペラシヨンに80ha、オー・メドックに60haと、大きく2つに分かれている。
ブドウの種類は カベルネソーヴィニオン:53%、メルロー:42%、カベルネフラン・プチヴェルド:8%となっている。
グランヴァン である「シャトージスクール」(Chateau Giscours)の年間生産量は25,000ケースで、セカンドワイン の「ラシレーヌドジスクール」(La Sirene de Giscours)の生産量は通常10,000ケースである。
シャトー・ジスクール歴史は古く、は1330年の古い資料にジスクールの要塞化された城砦の中心の塔に関する記録が残っている。
また、ブドウ園に関しても1552年の売却関係の書類に記載されておりシャトー・ジスクールのワインはルイ14世の王宮で飲まれていたという記録が残っている。
1845年に銀行家のペスカトーレ伯爵がシャトー・ジスクールを購入し、シャトーの改革を行い品質の改善するとともにシャトーの評価も上げることに成功した。
現在のシャトーはペスカトーレ伯爵がナポレオン3世の妃ウジェニー女王を招待するため1847年に建立したものである。
第二次世界大戦後、シャトーはニコラ・タリが購入し、徹底したシャトーの近代化に力を注ぎ、シャトーの名声を高めた。
また、1976年の有名な「パリスの審判」では当時の所有者が11人の審査員の一人として参加している。
現オーナーであるエリック・アルバダ・イェルヘルスマが買い取ってからすぐに不祥事を起こしてしまったという過去があるが、その後の地道な努力により現在は過去の名声を取り戻している。
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