La Tour-Carnet シャトー・ラ・トゥール・カルネ

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シャトー・ラ・トゥール・カルネは(仏語表記:Château La Tour-Carnet)オー・メドック(Haut-Medoc)サン・ローラン(Saint-Laurent)地区のシャトー。

1855年に行われたメドックの格付けで4級に分類された。

 

セカンドワインの「レ・パンセ・ド・ラ・トゥール・カルネ」(Les Pensees de La Tour Carnet)の他に、白ワインの「ブラン・ド・ラ・トゥール・カルネ」(Blanc de La Tour Carnet)を造っている。

ブドウ栽培面積は73haであり、黒ブドウの栽培比率はメルロー:50%、カベルネ・ソーヴィニヨン:45%、プチ・ヴェルド:2%、白ブドウはソーヴィニヨン・ブラン:33%、セミヨン:33%、ソーヴィニヨン・グリ:29%、マスカデル :5%の比率となっている。


12世紀まで遡ることができるボルドーでも屈指の歴史を持つシャトー・ラ・トゥール・カルネは、元々はシャトー・ド・サン・ローランと呼ばれていた。

当時この地サン・ローランを治めていた領主ジャン・ド・フォワに仕えていたカルネという騎士がおり、このカルネの献身的で勇猛果敢な働きが認められこの地を治めることを許された。

この勇者カルネの名前がシャトー・ラ・トゥール・カルネの由来とされている。

 

その後、メドック格付け4級に選出、フィロキセラによる壊滅的な被害、リプシッツ家による立て直しと復活を経て、シャトー・ラ・トゥール・カルネは2000年にベルナール・マグレの所有となり、ブドウ畑、セラー、シャトーの全面的な改造計画に着手し、その結果ワインの品質が格段に向上した。

著名なロバート・パーカーはベルナール・マグレがオーナーとなる以前のヴィンテージに関しては格下げされるべきと酷評していたが、オーナーとなった以後ではほとんどのヴィンテージでパーカーポイント90点以上の高い評価を与えている。


 

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