Marquis-de-Terme シャトー・マルキ・ド・テルム

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シャトー・マルキ・ド・テルム(仏語表記:Château Marquis-de-Terme)は、マルゴー(Margaux)地区のシャトー。1855年に行われたメドックの格付けで4級に分類された。

セカンドワインとして、「ラ・クーロンヌ・ド・マルキ・ド・テルム」(La Couronne de Marquis de Terme)が造られている。

ブドウ栽培面積は40haであり、ブドウの栽培比率はカベルネ・ソーヴィニヨン:55%、メルロー:35%、カベルネ・フラン:7%、プチ・ヴェルド:3%となっている。


シャトー・マルキ・ド・テルムは「テルム公爵のシャトー」という意味であり、1800年代初めにこのシャトーを所有していたテルム公爵(フランソワ・ド・ペギラン・ド・ラブスト)に由来する。

なお、「テルム」とは“ローマの浴場”という意味である。

 

19世紀から20世紀の前半、シャトーは困難な時期を迎え、所有者が転々としたが、1935年、セネクローズ家がシャトーを購入し、現在も一族が経営に当たっている。

シャトー・マルキ・ド・テルムは、マルゴー村の格付けシャトーにも関わらず、以前はフランス国内の個人顧客向けに販売されるのみで、他の国へはほとんど出回っていなかったため海外での知名度は決して高くなかった。

また、シャトーの建物も質素なもので注目を集める機会が少ないため価格的には入手しやすいワインとなっている。


 

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