べとびょう ベト病

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ベト病:(英)Downy mildew(仏)Mildiou

ベト病とはカビによる病気の一種である。

病原菌は、Plasmopara viticola(プラズモパラ・ビチコラ)。

19世紀後半に、アメリカ から輸入されたブドウ樹(おそらくフィロキセラ対策としての接木用であった、と言われている)がこの菌に感染しており、ヨーロッパに持ち込まれ、1878年に最初の被害が発見された。

 

湿度の高い地域で繁殖し、花や葉、果実に白いカビ状の胞子が形成され、落花、落葉、落果させる。

ベト病はヨーロッパ中に被害をもたらしたが、 ボルドー液 (硫酸銅+生石灰+水の混合溶液)が防除に有効だと判明した。

この溶液は19世紀後半にボルドー大学の教授がメドックの畑で試験を実施し効果を確認したため、ボルドー液と呼ばれている。現在でも使用されている。


 

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