土壌:(英)soil(仏)sol
土壌は ブドウ果 の品質に与える影響が大きく、そのため ワイン の品質を直接左右する。
根からは水分や窒素分、各種ミネラルなどを汲み上げるが、その中でも水分が特に重要な存在となる。
ブドウ の生育期間においては 成長期 には十分な水分があり、かつ 着色期 、 収穫期 にはブドウを凝縮させるため適度に保水性が下がるなどの理想的な条件がある。
基本的には保水性を保ちながら、かつ排水性の良い土壌が好ましいとされる。
(サムネイル画像はモンラッシェの表土。粘土質の土壌に石灰岩がごろごろしている)
土壌の構成粒子
土壌 はサラサラしたものからざらざらしたものまで様々あるが、この違いは土壌の構成粒子によって分類される。
その区分とは以下の通り。
・ 粘土 ~0.002mm
・ シルト 0.002~0.02mm
・ 砂 0.02~2mm
・ 礫 2.0mm~
となっている。
ワイン産地の土壌
土壌の粒子の大きさとはべつに個性的な土壌の呼び名があり、それぞれに適したブドウが選ばれ栽培されている。
・ 粘土質土壌
・ 石灰質土壌
・ 火山灰土壌
・ 砂利質土壌
・ 砂質土壌
・ 花崗岩土壌
・ キンメリジェンヌ
・ テラロッサ
・ ガレストロ
・ テュフォー
・ シレックス
・ シスト(片岩質)
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