せっかいしつどじょう 石灰質土壌

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石灰質土壌:(英)Calcareous soil(仏)Sol calcaire

石灰質土壌は、文字通り石灰岩によって構成される 土壌 である。

石灰質土壌は粘土を凝集させる傾向があり、水捌けが良い。石灰岩の岩盤の亀裂の多さもそれにつながる。

更に乾燥した時期は水分を保持することができる。

 

またphが高くカルシウムが豊富で、ブドウは栄養を摂取し易い。

しかし石灰質が多過ぎるところでブドウを栽培すると白化現象(クロロシス)を引き起こす可能性があり、葉が黄色くなり光合成ができなくなることで果実の成熟が妨げられることがある。

石灰質土壌の産地は最上のワインを生んでいるところが多く、 フランス の ブルゴーニュ や ロワール 、 スペイン の リオハ 、 イタリア の ピエモンテ や トレンティーノ・アルト・アディジェ 、 カリフォルニア の パソ・ロブレス 、 アルゼンチン の メンドーサ などがある。

 

サムネイル画像は モンラッシェ の表土。茶色の粘土に交じり石灰岩がごろごろ表土を覆っていることがわかる。


 

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