Umbria ウンブリア州

ウンブリア州(Umbria)は、イタリア中部の州で、東はマルケ州、北西はトスカーナ州、南はラツィオ州と接しており、海には接していない。

トラジメーノ湖やマルモレの滝を含み、テヴェレ川が横断している。アペニン半島にある州で唯一海の無い州である。州都はペルージャ。

丘陵、山岳、渓谷、大学都市ペルージャ、アッシジの聖フランチェスコゆかりの世界遺産アッシジ、数々の小都市など歴史ある町が特徴的な地域である。

ウンブリアの農業は、タバコ、オリーブオイル、ブドウ畑が有名であり、優れたワインも生産している。

オルヴィエートの白ワインは有名で、中世の町オルヴィエート周辺に広がるブドウ畑に観光客が集まる。

 

歴史

ウンブリア州はエトルリアの時代から栄えていて、特にペルージャは重要古代ローマ時代も繁栄は続き、ローマとリミニを結ぶ重要なフラミニア街道はウンブリアを通っていた。

トラジメーノ湖では、ハンニバルがローマを破った有名な戦いが行われた。

古代ローマ滅亡後は東ゴートとビザンティンが支配を争った。その後はローマ教皇庁領となり、1860年にイタリア王国に統合された。

 

気候・地理

州の東側をアペニン山脈が南北に走り、州の中央をテヴェレ川が流れている。大小の川が多く流れており、水が豊かな州である。

トラジメーノ湖はイタリアで4番目に大きな湖である。

地域により半地中海性気候、半大陸性気候があり、夏は乾燥して暑いが、川や湖の影響で適度の風が吹く。

冬はかなり寒くなる。丘陵地帯は石灰質土壌が多く、ブドウ栽培に適している。オルヴィエート周辺では火山性土壌も混ざる。

 

ワインの特徴

主要なブドウ品種は下記である。

グレケット(ギリシャ起源の白ブドウでウンブリア州ペルージャ県で広く栽培されている)

プロカニコ(トレッビアーノの一種の白ブドウ)

サンジョベーゼ

サグランティーノ(ペルージャ県モンテファルコ村周辺だけで栽培されてきた個性的な黒ブドウ。ポリフェノールの含有量が非常に多く、色が濃く、果実味が豊かでタンニンが強い。長期熟成向きの赤ワインを生む)

 

料理

ヴァルネリーナで採れる黒トリュフもウンブリアの代表産物で、イタリア国内の45%を生産している。

ウンブリアの食品産業は、豚肉加工品、菓子類、パスタ、ヴァルネリーナの伝統的な保存食(トリュフ、レンズ豆、チーズ)などを生産しており、料理としては下記がある。

スパゲッティ・コン・イル・タルトゥーフォ・ネーロ(黒トリュフを和えたスパゲッティ)

ミネストラ・ディ・ファッロ(スペルト小麦のスープ)

ポルケッタ・アッラ・ペルジーナ(ハーブを詰めてまるごと焼き上げた子豚)

ペコリーノ・ディ・ノルチャ(羊乳チーズ)

ラヴィッジョーロ・ウンブロ(羊乳チーズ)

 

なお、レンズ豆で有名なのは下記である。

レンティッキエ・ディ・カステッルッチョ(ノルチャ近くのカステッルッチョ村の小さめのレンズ豆)


 

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