Bordeaux ボルドー

ボルドー地方は、フランス南西部、ボルドー市を中心とするワイン生産地域である。

ボルドー市は、フランス南西部ジロンド県にあるガロンヌ川沿いの港湾都市である。ヌーヴェル・アキテーヌ地方の州都であり、ジロンド県の県庁所在地である。

住民は「ボルドレー」(男性)または「ボルドレーズ」(女性)と呼ばれる。また、「ボルドー」という言葉は、この都市とその周辺地域を指すこともある。

ボルドーは、ジロンド川の丘陵に立つボルドー地方のシャトーやブドウ畑があり、世界的なワイン見本市であるヴィネクスポの開催地であり、ワインの世界的な都市である。

航空、軍事、宇宙分野の中心的かつ戦略的な拠点でもあり、ダッソー・アビエーション、アリアン・グループ、サフラン、タレスなどの国際的な企業が集まっている。

 

12世紀、ヘンリー・プランタジネットとアキテーヌ公エレオノ―ルの結婚により、ボルドー地方は英国領となった経緯から、歴史的に英国とのつながりが強い。

これにより英国におけるボルドーワインの人気は飛躍的に高まり、英国への輸出が増えたが、この時代、ボルドーの主要ワイン生産地はグラーヴであり、主要スタイルはクレレ(濃い色のロゼ)だった。

 

17世紀には、オランダ商人がメドックの湿地帯を拓いてブドウの樹を植え、次第にグラーヴを抜いてボルドーで最も格式の高い産地となった。

19世紀初頭にカベルネ・ソーヴィニヨンに取って代わられるまで、マルベックがこの地の主要なブドウであった。

 

1855年、ボルドーのシャトーが格付けされ、この格付けは今日でも広く用いられている。

1875年から1892年にかけて、ボルドーのほぼ全てのブドウ畑がフィロキセラの蔓延により荒廃したが、フィロキセラ耐性のあるアメリカの台木に自生のブドウの木を接ぐことによって救われた。

 

ワインの特徴

ボルドーには54のアペラシオンがある。

ボルドーでは、平均的なヴィンテージでは7億本以上のワインが生産され、大量の日常用テーブルワインから、世界で最も高価で格式の高いワインまで、さまざまな種類のワインがある。

ボルドーで生産されるワインの大半は赤ワイン(英国では「クラレット」と呼ばれることもある)で、甘口の白ワイン(特にソーテルヌ)、辛口の白ワイン、そして少量ではあるがロゼやスパークリングワイン(クレマン・ド・ボルドー)が生産されている。

ボルドーワインは、8,500以上の生産者やシャトーによって造られている。

 

一般的に、メドック地区とジロンド河口左岸のその他の地区で生産される赤ワインでは、カベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドーで2番目に多く栽培されている品種)のブレンドが多い。

典型的なシャトーのブレンドは、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランメルロである。これは一般的に「ボルドー・ブレンド」と呼ばれている。

 

サンテミリオン、ポムロール、その他の右岸のアペラシオンでは、メルローが優勢になる傾向がある。最高級シャトーの右岸ブレンドは、通常メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンである。

 

ボルドーの白ワインは、甘口のソーテルヌは、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデルから造られる。

典型的なブレンドは、80%がセミヨン、20%がソーヴィニヨン・ブランである。

 

一般的に湿度の高い海洋性気候のため、様々な害虫が生産者を悩ませることがある。

過去には農薬を広く使用することで対策していたが、最近では自然な方法を用いるところも増えている。

ほとんどの一流シャトーでは手摘み収穫が好まれているが、それ以外の場所では機械収穫が盛んである。

 

料理

アントルコート・ア・ラ・ボルドレーズ(Entrecote a la Bordelaise)・・・牛リブロース肉の炭火焼。しばしばブドウの枝で焼かれる。

アニョー・ド・ポーイヤック(Agneau de Pauillac)・・・ポーイヤック産子羊を指し、ジロンド県内において母羊の母乳で育てられた生後80日までの子羊。2015年2月3日の政令によりIGP認定

ブフ・ド・バザス(Boeuf de Bazas)・・・バザス産牛肉の意。ジロンド軒、ランド軒の大部分、ロット・エ・ガロンヌ県とジェール県の一部で育てられたバザで主の肉牛。2008年3月19日の政令でIGP認定。

など多数。


 

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