IBMP(Isobutyl-methoxypyrazine)イソブチル メトキシピラジンは、 ブドウ 由来の香りの成分の一つ。
カベルネソーヴィニョン などの、 ボルドー 原産のブドウに見られるピーマン香のもととなる物質とされている。
イソブチル・メトキシピラジンはブドウが完熟することで知覚できないレベルまで減少することがわかっている。
逆に言えば冷涼な気候や、完熟まで待たずに収穫を経たブドウには多く含まれるということになる。
フランスなどのヨーロッパの生産者では、IBMPの存在は適度に ワイン にワインらしさを与えるとされると評価されることが多い。
一方の カリフォルニア などの ニューワールド の生産者はネガティブに捉えられることが多く、消費者も否定的に判断することが多い。
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