(仏語表記:Chateau La Lagune)オー・メドック( Haut-Medoc )ルドン(Ludon)地区のシャトー。AOCはオーメドック。
1855年に行われた メドック の格付けで3級に分類された。
『ラギューヌ』という名前はフランス語で『干潟』という意味で、ジロンド河沿いの堆積地に位置している。
セカンドワインのムーラン・ド・ラ・ラギューヌ(Moulin de La Lagune)の他に、2004年ヴィンテージよりサードワインのマドモワゼルL(Mademoiselle L)をリリースしている。
ブドウ栽培面積は72haであり、ブドウの栽培比率はカベルネ・ソーヴィニヨン:50%、メルロー:35%、プチ・ヴェルド:15%となっている。
シャトー・ラ・ラギューヌの起源は16世紀にオランダの干拓技師達が干拓した土にブドウを植えたことまで遡る。1730年にワイン造りを行う設備となるシャトーの建物が建てられた。
1855年にメドック3級に格付けされた以降さまざまな要因で荒廃していたが、1958年にシャトーを購入したジョルジュ・ブリュネ氏という一人の起業家によって、シャトーは完全に生まれ変わり、その品質は飛躍的に回復した。
2000年からフレイ家の経営となり、2004年からカロリンヌ・フレイがシャトーを運営している。
具体的には、ブドウ畑の排水工事を行い、「リュットレゾネ( 減農薬栽培 )」へ取り組み、光合成を促進させる目的でブドウの樹の高さを20センチ引き上げ、カベルネ・フラン をラギューヌに適した プチ・ヴェルド に植え替えるなど、次々と畑の改革をおこなった。
その成果でシャトー・ラ・ラギューヌのワインはより個性的で魅力的なものになったと高い評価を得ている。
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