ミュタージュ:(仏)Mutage
ミュタージュ は、 発酵 途中の ブドウ果汁 に アルコール を添加し、 発酵 を止め、天然の 糖分 が残った ワイン を仕上げる製法のことを指す。
アルコール はもっぱら グレープスピリッツ を用いる。
VDN のほか、 VDL にも用いられ、それらを総称してフランス語では Vin muté と呼ぶ。
1285年に スペイン 生まれの医師である アルノードヴィルヌーヴ ( Arnaud de Villeneuve 1240~1311?サムネイル画像)によって提唱されたとされている。
もともとは輸送中の品質保護のためにアルコールを加えて劣化を防ぐことが目的であったとされている。
ミュタージュ のプロセスは二つに分かれ、
1つは発酵途中の果汁にアルコールを加える
もう一つは発酵前の果汁にアルコールを加える
の二つがある。前者は VDN ,後者は VDL と分類されるが、 甘口 になるプロセスそのものは同じ仕組みになる。
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