Vallée du Rhône ローヌ渓谷地方

ローヌ渓谷地方(仏:Vallée du Rhône)は、フランス南部のオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の中南東部に位置するワイン生産地域である。

ローヌ川にちなんで命名された。

 

ローヌは一般的に、北ローヌ(セプタントリオナル)と南ローヌ(メリディオナル)に分かれて検討されることが多い。

北部のセプタントリオナルでは、シラーの赤ワイン(時には白ワイン用ブドウをブレンド)と、マルサンヌ種、ルーサンヌ種、ヴィオニエの白ワインを生産している。

南部のメリディオナルでは、赤、白、ロゼのワインを生産しており、シャトーヌフ・デュ・パプのように、複数のブドウをブレンドしていることもある。

 

ワインの特徴

ローヌ渓谷のAOCワインは、1,837の個人ワイナリーと103の協同組合を含む6,000以上のワイン生産者によって生産されている。

自社でワインを醸造しないワイナリーは、103あるワイン生産協同組合にブドウを一括納入するか、51のネゴシアンにブドウを販売している。

ローヌ地方全体で200万hl以上のワインが生産されており、その半分以上がコート・デュ・ローヌとコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュである。

北ローヌの高級アペラシオンは、ローヌのワイン生産量全体の5%未満である。

 

北ローヌと南ローヌの特徴

北ローヌ

ローヌ北部は大陸性気候で、冬は厳しいが夏は暖かいのが特徴である。

この気候はミストラル風の影響を受け、マシフ・サントラルからより冷たい空気が運ばれてくる。

そのため、ローヌ北部はローヌ南部よりも冷涼で、栽培されているブドウ品種の組み合わせやワインのスタイルが若干異なっている。

 

シラーは、北ローヌのAOCの赤ワインに唯一認められている黒ブドウ品種となっている。

コルナスはシラーだけを使用しなければならないが、ローヌ地方北部の他の赤ワインには、アペラシオンによって、ヴィオニエやマルサンヌ、ルーサンヌといった白ワイン用のブドウをブレンドすることができる。

しかし、AOCの規定では認められているものの、白ブドウとのブレンドが広く行われているのは、コート・ロティのみである。

 

ヴィオニエ単体は、コンドリューやシャトー・グリエに使用されている。

マルサンヌとルーサンヌは、クローズ・エルミタージュ、エルミタージュ、サン・ジョセフ、サン・ペレイの白ワインに使われる。

 

南ローヌ

ローヌ地方南部は地中海性気候で、冬は暖かく、夏は暑い。

この地域では旱魃(かんばつ)が問題となるが、限られた範囲での灌漑は許可されている。

テロワールの違いや、ミストラルから渓谷を守る険しい地形が、微気候を生み出し、多様なワインを生み出している。

この地域の栽培の特徴は、ブドウの木の根元に大きな小石を敷いて、日中の太陽の熱を吸収し、気温が大きく下がる夜間にブドウの木を暖かく保つことである。

左岸の赤ワインはフルボディで、若いうちはタンニンが豊富で、プルーン、森の下草、チョコレート、熟した黒い果実のアロマが特徴的。

右岸の赤ワインは、やや軽めで果実味が豊かとなっている。

 

料理

ヌガー・ド・モンテリマール(Nougat de Montelimar)・・・アーモンドとはちみつから造られたモンテリマール特産のヌガー(ソフトキャンディの一種)。

アニョー・ド・シストロン(Agneau de Sisteron)・・・アルプ・プロヴァンサルおよびドローム・プロヴァンサルで産される生後70〜150日後の子羊。EUのIGP取得。

シャテーニュ・ダルデーシュ(Chataigne d’Ardeche)・・・アルデーシュ特産の栗。2006年にAOC取得。

リゴット・ド・コンドリュー(Rigotte de Condrieu)・・・AOPチーズ、山羊乳、シェーヴル、メダル形。


 

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