フォーラムへの返信
-
投稿者返信
-
ご質問ありがとうございます。
ご指摘のとおり、アメリカンオークにはチロース(ゴム状の物質)が含まれるためです。
同じオークでも、
学名が異なりますので、アメリカンオークとフレンチオークは違う植物とお考えいただくと分かりやすいかと。
たとえば、スギとヒノキのような。(逆に分かりにくかったらすみません)
お風呂の浴槽に使える木材とそうでない木材との違いというニュアンスでお考えいただけると。
どちらも木材の良い香りがしますが、香りは異なりますよね。(樽の香り成分)どちらも液体を入れて保存するので、漏れない機密性が必要とされます。
正確な数値は私も存じ上げませんが、フレンチオークの木材をアメリカンオークと同じように板目取りしても液漏れが起こってしまう。逆にアメリカンオークはチロースのゴム成分がジップロックのようなゴムのような接着剤の役割を果たしますので、柾目取りの必要がありません。
以上が私からの返答となります。
説明不足でわかりにくい点があればまたご質問ください。なーな
ご質問ありがとうございます。
エクセレンス対策メンターのなーなです。ネットでご検索された通り、一体になったものもあると思いますが、
造り手としては圧搾の加減がワインの味を左右するため
圧搾機械は別のものを採用するところが多いかと想像できます。圧搾の方法は様々で、
例えばポートワインではタンニンを多く抽出しすぎないように
機械を使用するにしても人の足と同じ大きさ、圧力に調整する機械を使用している大手メーカーもあります。あえて機械での圧搾はせずにフリーランジュース(ぶどうの自然の重さだけで絞り出た果汁)を使って醸造する造り手さんもいます。
なので造り手としてはブドウのコンディション、造りたいワインによってコントロールができる圧搾機を採用するところが殆どではというのが私の考えです。
除梗の技術も、機械の技術が発展した近代の成果ですので
一体になった機械が浸透するのももう少し時間がかかるかもしれませんね。回答になりましたでしょうか?
ご質問ありがとうございました。
また、ご不明な点があればご相談ください。kinouchichiemiさん
こちらこそご質問にお返事とありがとうございました。
実際に隣国のドイツではオーストリアワインが沢山売られています。
もう一方の隣国のスイスでは、ワインは殆どが自家消費となっております。オーストリアは多くのワインを国外に輸出しております。
プロモーションにも注力しています。ドイツ人はエコ意識が高いので、遠くのワインを燃料費を費やして買うより
隣国のワインを買うほうがカーボンフットプリントが少なくて良い。と考えているみたいですよ。kinouchichiemiさん
WBSのなーなです。
ご質問ありがとうございます。
はい。仰る通りで国が違うから規定が異なるということです。私なりの解釈と背景を添えさせていただきます。
①ドイツとオーストリアは隣国で、同じドイツ語が公用語の国
同じドイツ語ですので、規定の名称も必然的に似たような名前が多いですね。
これは多くの人を悩ます原因の一つになっていますね。(;^_^A
ただ、国が違えばルールも異なりますので、格付けの基準は異なるものとお考え下さい。②1985年ジエチレングリコール事件以降、オーストリアワインは大変革した
既に学習済みであれば重複した内容となりますが、すみません。
まず、「ジエチレングリコール事件」を簡潔に説明します。
マドンナなどのドイツの白ワインに代表されるように、1980年代は甘口ワインが空前のブームを巻き起こしていました。
甘口のワインが売れます。
オーストリアでは、原料となるバルクワインにジエチレングリコールという、ガソリンの不凍液を混入させて販売していたという事実が明るみになりました。
新聞では「毒入りワイン」と発表され、方々から非難を受けました。
これがジエチレングリコール事件です。これ以降オーストリアワインは飛躍的にクオリティを上げます。
この事件をきっかけに、オーストリアワインは辛口の高品質ワイン造りに国を挙げてシフトチェンジします。
(2023年の教本を見ると、温暖化の影響もあり若干規定に変更があったようですが)ドイツとの格付けの違いは甘辛度で分類していないという点にあります。
(ドイツも格付けをブルゴーニュのように、畑毎に格付けをシフトチェンジするよう法改正が行われましたが)現代では食事のライト化のトレンドも相まって、辛口ワインが礼賛される風潮になりました。
オーストリアが厳しい規定を設定した上で、高品質のワインを造り続ける努力もあり、この格付けが産まれたと捉えていただければよいと思います。実際に教本をご覧いただくと、オーストリアワインの規定は厳しいことがわかります。
またオーストリアはドイツから見ても南部に位置しますので、オーストリアはドイツよりは糖度が高いブドウがが収獲しやすい気候です。
ドイツほどの厳しい寒さはないので糖度に重きをおく必要がないとも考えられます。以上です。
参考になれば幸いです。
ご不明な点があれば、またお知らせください。
ご質問ありがとうございました。Ankoさん
ご質問ありがとうございます。
返事が遅くなり、すみません。
講義は、二次、三次の内容も含めての内容ですので、アーカイブに残っております。ご安心ください。ご多忙な中時間を見つけて勉強するのは大変かと思いますが、
頑張りましょう!なーな
kinouchichiemiさん
こんにちは。WBSメンターのなーなです。
貴重なご質問ありがとうございました。
前場さんも、迅速で的確なご回答をありがとうございます!私もロシアのワイン事情について調べてみたところ、以下の記事が分かりやすく書かれていると思いますのでリンクを添付します。
※英文ですが、翻訳機能を使えば前場さんの回答が記載されています。
https://vineandwine.vin/en/articles/russian-wine-industry-2020/ロシアとしては国内ワインの製造とワイン教育について、一層力を入れたいと考えているようです。
ワイン醸造についても国内での生産力を強化したいという意図があるのでは?と考えられます。
ロシアは世界的に見てもアルコールの消費量が多い国ですので、なるべく内需の経済も潤わせたいのではないでしょうか。hiropiro様
ご質問ありがとうございます。WBSソムリエエクセレンスメンターのなーなです。
既にワインエキスパートをお持ちとの事ですね。
ワインの基礎知識は十分だと思いますので
ワインエキスパートとソムリエの試験でで一番違う点を挙げるとしたら
・相性料理(ペアリング)
・サービス(供出方法、お客様への対応など)
この2点を重点的に学習されるのが良いと思います。実際にソムリエ試験の論述でも、
「ワインのことをよくわからないお客様にこの赤ワインについて説明してください」
「さきほどテイスティングした2番のワインに合わせる料理を1品とその理由を説明してください」などもし、あなたがソムリエとして勤務するのであればどう、ワインを提案するのか
お客様に対応するのか?などといった内容が問われます。まずは、
なんとなくでいいのでペアリングやサービスのネタを仕入れる(頭の中)
↓
第三者に説明できるようにする(アウトプット→最終的に筆記できればOK)というような流れで日常からインプットを心掛けてはいかがでしょうか?
・WBS内で、ソムリエ試験の論述を学ぶ事ができますでしょうか。
・WBS内で、サービス実技を学ぶ事ができますでしょうか。
上記2点についても対応させていただいております!Hippoさん
私も学習に取り組んだときは全く同じような心境でした。
毎日の積み重ねが必ず実を結びますので、コツコツ楽しんでがんばりましょう!こちらにご質問お寄せいただきありがとうございます。
Hippoさんと同じような心境の方も沢山いらっしゃるはずですので、多くの人に励みになっていることと思います。こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
なーな
Hippoさんご質問ありがとうございます。
WBSエクセレンスのメンターのなーなです。
醸造用語、栽培用語の英語にフランス語と多言語が出てくるのはワインの学習においてとても苦労する点だとおもいます。
多くの人が同じように悩んでいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、最終的には英語もフランス語でも覚えたほうがいいです。
・教本に記述のある個所は全て設問になる
・用語を覚えておくと今後の学習が楽になる
この2点が理由です。ただ、フランス語で徐々に覚えていらっしゃるのであれば、英語も今の段階で完璧に覚える必要はないと思います。
正直私も全部完璧に覚えていません。
2022年の教本ですが、12Pと24P~27Pの醸造用語は用語を見たらこれを意味するんだなくらいで分かればいいです。
醸造、栽培の箇所でなによりも大切なのはプロセスを理解することです。
日本語でいいので順番・プロセスを理解した後、各国の用語がでてきたら、このことを意味しているんだな。
と分かる程度で問題ないでしょう。学習を楽しんでいらっしゃるようで何よりです。
苦しいときは成長痛ですので、こういったフォーラムなどをどんどん利用して取り組んでいってください!またご質問ください。
ありがとうございました!ワインブックスメンターのなーなです。
ご質問ありがとうございます。私からは、普段からしておくと効果的と思われる対策を2つ挙げさせていただきます。
まず、論述試験は30分の制限時間でテーマは2つです。
①ワインの時事ネタや論文のネタを日常からチェックしておく
②15分で500文字の論述が出来るようにトレーニングを日頃からしておく
具体的に
①について、過去問を参照すると
・缶ワインのメリット
・ブラインドテイスティングの楽しみ方について
・ワイン初心者にワインをより楽しんでもらうためのアイデアなどが挙げられます。
普段からワイン系のニュースソースを拾っておくことが必要です。
特にソムリエ協会の会員であれば各月に届く機関誌sommelier がとてもいいネタとなります。
エクセレンス試験においては出題必至と言われている、夏頃開催されるフォローアップセミナーで取り上げられる時事ネタやテイスティング、醸造に対するトピックについてはチェック必須です。②については、
ネタを拾ったものの実際に書きおこせなくては採点されません。実際に紙に書いて取り組んでみるとよく分かると思いますが、
書くことって想定外に難しいものです。。。まずは、過去問や①でピックアップしたネタをひとつテーマに取り上げて実際に原稿用紙などを用意してそれに書き落としてみる。
これをストップウォッチを片手にやってみてください。ほとんどの方はいきなり論述ができることはありません。練習が必要です。
参考までに
WBSのソムリエ試験の論述対策の記事がありますので、ご覧ください。また講義でもよろしくお願いします!
Ankoさんご指摘ありがとうございました。
アーカイブご活用いただき、とても嬉しく思います。
また来年度もよりブラッシュアップしてお役に立っていただけるような資料を作成させていただきます。
どうぞ今年もよろしくお願いします。ご質問ありがとうございます。
すみません、解説の更新が滞っておりまして。(汗)まず、
2021年度、スイスの問題ですが、どちらもFUからでした。・アンジェロガヤが挑戦したスイスの土着品種→Amigne
・Amigne de Vetrozの陰干しのことを何というか?→Flétri(フレトリ:仏語でしおれたなどという意味)南アフリカのChanelの交配については教本にも載っていませんでした。
Chanel= Chenin Blanc × Ugni Blanc (Trebbiano)
です。
ちなみにここのサイトで調べました。
https://www.wine-searcher.com/grape-1256-chenel#:~:text=Chenel%20Wine.%20Chenel%20is%20a%20white-wine%20grape%20variety,be%20used%20to%20produce%20crisp%20varietal%20wines%2C%20※イタリア以降は徐所にブログ再開します!
ご迷惑をおかけしました。なーな
koyapさん。
ご質問ありがとうございます。ワインブックスメンターのなーなです。
今年の試験につきましては、残念でした。
一次試験がやはり一番の難関ですよね。次回の教本ですが、私としては最新のものを購入されることをオススメします。
世界中のワインの情報は日々アップデートされています。
ランダムでの出題となっても、出題内容は最新の教本に添ったものからの出題となるからです。
例えば、最新のDOCGやAVA、ブドウ品種の生産量ランキングなどは常に最新の情報を知っておく必要があります。試験に向けて、教本に添った、ワインの知識を0~1にするのは大変な努力と苦労を重ねられたことと思います。
今まで、勉強したことはkoyapさんの大きな財産となっているはずです。また、ご不明点などあればご質問ください。
emaさん
なーなです。遅いタイミングですみません。emaさんのこの時期の焦りのお気持ちとてもよくわかります。
私もそうでした。
課題が多すぎて、自分のキャパを超えたことに挑んでいるような、気持ちですよね。この時期の私はいつまで経っても問題集の点数が稼げず、一般呼称の試験の合格点さえも危ういような状況でした。
むしろ一般呼称の勉強してる人のほうが出来るのではないかと。。。。まずは、前場さんの仰るように「心配になる」というのはそれだけ労力をかけて向き合ったからこそ見える心配かと存じます。
私も同感です!私からは
私が去年の私自身にアドバイスするのであればという視点でお返事させていただきます。【一般呼称の問題集を沢山解く】
4択問題でいいので、一般呼称の問題集全体を何回も解いてこれで7割から8割の点数を安定的にとれるようにすることをお勧めします。
ちょうど、ワインブックスの直前模試があります。私自信も、この模試の内容はとても良いと思っていますので、何回もトライするととても力になると信じています。【苦手分野に強化週間を取り入れて写経する】
スペル通り書けるか不安ですよね。私はひたすら写経しました。
具体的にはカレンダーで一週間ごとに取り組む単元を決めます。
今週はブルゴーニュ。来週はAVA。再来週はドイツばかり。
など、無心になってサブリージョンやスペルを書きまくる時間を作りました。それから、すこし、チート技な話をするのであれば、、、
今、AVAは覚えなくてもいいです。
なぜならフォローアップセミナーのスケジュールで、「アメリカ」がトピックに上がっているからです。
フォローアップセミナーを受講後、そこで出たところに取り組めばいいからです。カナダ、南アフリカ、オーストラリア、チリ、イタリア、ドイツ、オーストリア、スペイン、ハンガリー
これらの諸国についても同じことが言えます。
上記の国は現時点では教本の端から端まで覚えようとしなくてもいいです。むしろ、フォローアップセミナーが終わってから教本と照らし合わせて集中的に勉強してください!
【眠気に打ち勝つには、短時間のお昼寝!】
眠くなったときは切り替えて5分でもいいので寝ました。もしくはそのまま目を閉じて何も考えない時間を作る。
よく言えばマインドフルネスです!
お昼寝します。15分でいいので。
それから勉強に取り組むとパフォーマンスも上がるはずです!日々のお仕事が忙しい中、
勉強したいことも多くとても心配になりますよね。まずは、一日のご自身のノルマを下げてみるのもオススメです。
私でしたら、最初に挙げた、
【一般呼称の問題集に取り組む】
これを15分でも取り組めたら、今日の勉強はよくできた!
そう思えるようにします。私自信も今年のフォローアップセミナーを受講しますし、
そこから対策を考えるつもりです。一緒に頑張りましょう!
引き続き、応援しています!emaさん
ご質問ありがとうございます。
二次テイスティングのコメントについてですが、私の受験時(2021年)はマス目、文字制限などはありませんでした。
2020年?2019年?定かではないですが、この年くらいまでは400文字のマス目があり、そこに記入する方式だったと聞いております。
私の時は最初400文字の原稿用紙を購入し、そこに記入し、練習をしておりましたが
途中からはマス目のない白紙の紙に書き込む練習をしました。予想ではありますが、
ソムリエコンクール、ASIの試験は白紙にテイスティングコメントを書かせる方式なので、今年(2022年)もそれに準ずると思います。エキスパートの方は400文字~600文字を目安に
ワインのシチュエーションの論述を練習すると良いと思います。最初の練習においては400文字を目安にして埋めるという練習方式をとっても良いと思います。
ざっくりとフルコメントすると400文字はすぐ埋まりますので、ご自身の基準を作るという意味で、一つの練習方法のアイデアです。二次試験当日は試験終了後、その場で採点されて合格者は3次試験に進むというスケジュールです。
採点側はかなりハードスケジュールで点数をつけなくてはいけません。
さらに三次試験の設営まで。ですので、読みやすい、採点しやすフォーマットを文章にする練習を意識して行ってください。
あとは、書きやすい筆記用具(シャープペンシル)の使用をおススメします。
本当に、手が痛くなりますので。笑 -
投稿者返信
【ワインブックスオンラインスクールのご案内】
このサイトは、ワインブックススクールの運営です。
ワインブックススクールでは、月額2200円で、いつでも、どこでも、誰でもワインの学習ができる環境が整っています。
ソムリエ・ワインエキスパート試験の対策に
趣味のワインライフに
エクセレンス試験の対策に
飲食店の頼もしい見方に
ご活用ください。必ずお役に立てることをお約束します。
WBSのソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座はこちら→
ワインビジネスをご検討のお店様、企業様へのワインコンサルタントも行っています。
ワインエキスパート試験とは?試験の全体像はこちら→
ワインブックスにお越しいただいてのテイスティング講座はこちら
ワインブックスのテイスティングコースはこちら→