【ジュラ・サヴォワ地方】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問

【最終更新日】2023年1月15日

ジュラ・サヴォワ地方フランスの中でもひときわマイナーで、かつ出題頻度も少ないため捨て門にする人は多いかもしれません。

実際にWBSでも講義では20分程度の本当に簡単な解説で終わらせていますので、重要性を感じない方が普通の感覚です。

 

そのうえで、この地方はまだ知られていない分コストパフォーマンスが高く、生産者にも個性的で品質の高いところも少なくありません。

特に飲食店などでは「知られていないけど品質が高いワイン」は扱いやすく、適切にお勧めすることでお客様にも喜ばれやすい特徴があります。

できればしっかりと学習し、少なくとも完全なスルーは避けるのが無難でしょう。

 

一方で、学習範囲としてはAOCの数も少なく、かつ、重要なワインは数えるほどしかありません。

例えばシャトーシャロンなどのヴァンジョーヌはこの地方の頻出問題で、細かい規定も問われるため、しっかりと押さえておきたいところです。

このページに紹介された問題については関連問題や類似問題もしっかりと押さえるようにしておきましょう。

 

さて、以下がソムリエワインエキスパート試験のボリュームゾーンの難易度の過去問と解説です。

 

年度別に過去問は随時追加の予定です。

 

本格的な学習に入る前に、事前に全体の難易度と傾向を押さえておきましょう。

 

WBSのソムリエ試験、ワインエキスパート試験対策講座はこちら→

 

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験全体の勉強方法はこちら→

 

*クリックで回答と解説を表示!を押下すると回答と解説が表示されます。

  一日一問ソムリエ試験、ワインエキスパート試験の練習問題が更新されるWBS別館もご活用ください→

 

【こちらの過去問もご参考ください】

 

【ジュラ・サヴォワ地方】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問

2022年

【問題1】ビオロジック栽培

Jura地方において、全耕作面積の約何%がビオロジックといわれているか、1つ選んでください。

①5%

②15%

③30%

④60%

 

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②が正解です。

Jura(ジュラ)地方はフランスでも3番目に雨量の多い地域ですが、ビオロジック栽培(有機栽培)を実践している栽培農家が多く、全耕作面積の約15%がビオロジックであると言われています。

 

【問題2】ジュラの土壌

Jura地方における土壌において、全ブドウ畑の60~65%を占める土壌を1つ選んでください。

①ジュラ紀前期リアスの灰色泥灰岩

②トリアスの泥灰岩

粘土石灰

④リス氷期の氷堆石(モレーン)

 

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②が正解です。

Jura地方は小さな生産地にもかかわらず、土壌は多様で、多くは紀前期リアスの灰色泥灰岩で全ブドウ畑の60~65%を占めています。

この泥灰岩は水を含むと重い粘土になります。

 

【問題3】重要な人物

Jura地方、アルボアの町で幼少期を過ごした人物を1つ選んでください。

①ジョセフ・ルイ・ゲイリュサック

②ジャン・アントワーヌ・シャプタル

③エミール・ペイノー

④ルイ・パストゥール

 

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④が正解です。

ルイ・パストゥールは細菌学の父と言われており、酵母によるアルコール発酵のメカニズムの解明や低温殺菌法の発見で、ワイン醸造学に大きな功績を残した人物です。

今でもアルボアの町には彼が幼少期から過ごし、個人的な研究の為に使用した家が博物館として存在しています。

 

【問題4】ヴァンジョーヌの熟成期間

Jura地方のVin Jauneの熟成において、産膜酵母下での最低熟成期間を1つ選んでください。

①24ヵ月

②48ヵ月

③60ヵ月

④72ヵ月

 

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③が正解です。

Vin Jaune(ヴァン・ジョーヌ)とは白ブドウのサヴァニャンから醸造した白ワインを、産膜酵母下で長期熟成させたものです。

色調が黄色に近いことからヴァン・ジョーヌ(黄色ワイン)と言われています。

A.O.C.によるヴァン・ジョーヌの規定として、ウイヤージュ(捕)せずに、収穫から少なくとも6年目の12月15日まで熟成、その間の最低60ヵ月間は産膜酵母下で熟成が必要となります。

産膜酵母下で熟成させることにより、ナッツ、キャラメル、シナモンの香りがすることが特徴です。

 

【問題5】基礎的なAOC

Jura地方において、生産色が白、黄(ヴァン・ジョーヌ)、藁(ヴァン・ド・パイユ)であるA.O.C.を1つ選んでください。

①Crémant du Jura

②Arbois

③L’Étoile

④Côtes du Jura

 

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③のL’Étoile(レトワール)が正解です。

①Crémant du Jura(クレマン・デュ・ジュラ)は発泡の白とロゼワイン。

②のArbois(アルボワ)と④のCôtes du Jura(コート・デュ・ジュラ)は両方とも赤、白、ロゼ、黄(ヴァン・ジョーヌ)、藁(ヴァン・ド・パイユ)の生産が可能です。

 

【問題6】基礎的なAOC

Jura地方において、Vin Jauneだけを生産するA.O.C.を選んでください。

Château Chalon

②Côtes du Jura

③Arbois

④L’Etoile

 

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①のChâteau Chalon(シャトー・シャロン)が正解です。

使用可能なブドウ品種はSavagnin(サヴァニャン)のみです。

Château Chalonで作られるヴァン・ジョーヌは、他の生産地域のものよりも繊細で上品な味わいのものが多いと言われています。

 

【問題7】ヴァンドパイユ

Vin de Pailleに使用が認められている品種を1つ選んでください。

①Roussette

②Poulsard

③Altesse

④Pinot Noir

 

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②のPoulsard(プールサール)が正解です。

Vin de Paille(ヴァン・ド・パイユ)に使用可能なブドウ品種はChardonnay、 Savagnin(サヴァニャン)、 Poulsard、Trousseau(トゥルソー)の4つです。

そして、収穫から少なくとも3年目の11月15日まで熟成が必要です。その間の木樽での最低熟成期間は18ヵ月です。

 

【問題8】マクヴァンドジュラ

Macvin du Juraの生産可能色を1つ選んでください。

①白、ロゼ

②赤、ロ

③白、赤

④白、赤、ロゼ

 

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④の白、赤、ロゼが正解です。

Macvin du Jura(マクヴァン・デュ・ジュラ)はV.D.Lの白、赤、ロゼワインを生産できるA.O.C.です。

 

【問題9】サヴォワ地方のワイン

Savoie地方におけるワイン生産量のうち、白が占める割合を1つ選んでください。

①10%

②30%

③50%

④70%

 

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④が正解です。Savoie(サヴォワ)地方はスイスイタリアと国境を接し、アルプス山脈の麓に位置するフランス東部のワイン産地であり、その冷涼な気候を反映し、白ワインの比率が全体の70%を占めます。

赤が20%、ロゼが6%、発泡タイプが4%となります。

 

【問題10】基礎的なAOC

Savoie地方のA.O.C.ワインであるSeysselの使用可能ブドウ品種を1つ選んでください。

①Altesse

②Mondeuse

③Jacquère

④Chasselas

 

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①のAltesse(アルテス)が正解です。

Seyssel(セイセル)はAltesse 100%で作られる白ワインのA.O.C.です。

なお、Altesse はRoussette(ルーセット)とも呼ばれます。

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