【ウルグアイ】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問・練習問題

【最終更新日】2023年10月30日

ウルグアイはソムリエ教本でももっと地味で、かつ、普段のワインライフでもなかなか見かけないワイン生産国でしょう。

しかし、試験ということで検討してみると、教本で生産国の一つとして記載がある以上、少なくても1問は出題される可能性がありますし、実際に多くの受験生はウルグアイから複数問の問題が出題されています。

CBT試験ということもありますので、もちろん中には全くの出題がゼロという方もいらっしゃるかもしれませんが、その逆もあるかもしれません。

 

出題がされる場合には、地味な生産国ですので問題も踏み込んだものは少なく、教本の基本的な読み込みで回答できるものが多いように感じます。

ここは割り切って、試験対策ということで機械的に学習をしてもいいだろうという気持ちも必要でしょう。

 

 

さて、以下がソムリエ、ワインエキスパート試験のボリュームゾーンの難易度の過去問と解説です。

 

年度別に過去問は随時追加の予定です。

 

本格的な学習に入る前に、事前に全体の難易度と傾向を押さえておきましょう。

 

WBSのソムリエ試験、ワインエキスパート試験対策講座はこちら→

 

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験全体の勉強方法はこちら→

 

*クリックで回答と解説を表示!を押下すると回答と解説が表示されます。

過去問全般の取り組み方はこちらをご参考ください→

 

【こちらの過去問もご参考ください】

 

 

【ウルグアイ】ソムリエ試験・ワインエキスパート試験過去問・練習問題

【問題1】地勢

ウルグアイとアルゼンチンの間を流れている河の名称を1つ選んでください。

①ライン河

②ラ・プラタ河

③モンテビデオ河

④インダス河

 

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②のラ・プラタ河が正解です。

ウルグアイは国土の東側がブラジル、西側はラ・プラタ河を挟んでアルゼンチンと国境を接しています。

首都はモンテビデオ(Montevideo)で、ラ・プラタ河の河口左岸に位置しています。

そこから対岸200㎞先にアルゼンチンの首都ブエノス・アイレスがあります。

 

【問題2】気候区分

ウルグアイの気候区分のうち正しいものを1つ選んでください。

①大陸性気候

②海洋性気候

③温暖湿潤気候

④半大陸性気候

 

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③の温暖湿潤気候が正解です。

ウルグアイは夏は暖かく、冬は寒いことが特徴です。

平均気温は17℃ですが、北部はブラジルからの熱風の影響を受けるため平均より高く、逆に南側の海岸地域では平均気温よりも低くなります。

 

【問題3】基礎的なブドウ品種

ウルグアイに最初にもたらされたとされるブドウ品種を1つ選んでください。

①Sauvignon Blanc

②Chardonnay

③Moscatel

④Cabernet Sauvignon

 

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③のMoscatel (モスカテル)が正解です。

ウルグアイのワインの歴史は17世紀までさかのぼります。この頃、植民地開拓者たちがスペインからブドウを持ち込んだのが起源です。

最初のブドウはモスカテルだったと伝えられています。

 

【問題4】基礎的なブドウ品種

ウルグアイのワイン用ブドウ造りに関して、栽培面積が最も大きいブドウ品種の名称を1つ選んでください。

①Sauvignon Blan

②Ugni Blanc

③Moscatel

④Tannat

 

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④のTannat(タナ)が正解です。

1874年、フランスのバスク地方からの移民であってパスカル・アリアゲがアルゼンチンよりTannatを初めて持ち込みました。

これがウルグアイを象徴するブドウ品種となっています。

タナの由来はタンニンであり、ワインの色合いは濃く渋みが強いのが特徴です。なお、彼の名にちなんでアリアゲ(Harriague)というシノニムで親しまれています。

 

【問題5】基礎的なブドウ品種

ウルグアイのワイン用白ブドウの栽培面積1位となるものを1つ選んでください。

①Sauvignon Blan

②Ugni Blanc

③Moscatel

④Chardonnay

 

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②のUgni Blanc (ユニ・ブラン)が正解です。

ウルグアイでは黒ブドウの栽培が盛んであり、栽培面積の割合でみると8対2で黒ブドウが栽培されています。

全体の2割ではあるものの白ワイン用ブドウも栽培されており、その中で1位をなっているのがUgni Blancです。

 

【問題6】基礎的なブドウ品種

ウルグアイの赤ワイン用の黒ブドウ品種であるMareselànの交配品種はグルナッシュともう1つは何か、正しいものを1つ選んでください。

①カベルネ・ソーヴィニヨン

②メルロー

③ピノ・ノワール

④カベルネ・フラン

 

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①のカベルネ・ソーヴィニヨンが正解です。

Mareselàn(マルスラン)は1961年にフランスで造られた交配品種(カベルネ・ソーヴィニヨン×グルナッシュ)ですが、ウルグアイにおいて近年、栽培面積が徐々に増加しています。

 

【問題7】交配品種

ウルグアイの赤ワイン用の黒ブドウ品種であるArinarnoaの交配品種はカベルネ・ソーヴィニヨンともう1つは何か、正しいものを1つ選んでください。

①タナ

②メルロー

③マルベック

④グルナッシュ

 

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①のタナ(Tannat)が正解です。

Arinarnoa (アリナルノア)もマルスラン同様、ウルグアイにおいて栽培面積が徐々に増加している品種です。

 

【問題8】ワイン産地

ウルグアイ北部における最大のワイン産地であるものを選んでください。

①Salt

②Rivera

③Paysandú

④Montevideo

 

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③のPaysandú (パイサンドゥ)が正解です。

アルゼンチンと国境を接するワイン産地であり、ウルグアイ北部で最大のワイン産地です。

国名の由来でもあるウルグアイ河の恩恵を受ける肥沃な土地です。なお、ウルグアイにおける北部最大はこのパイサンドゥですが、ウルグアイのサイン栽培の中心は南部になります。

 

【問題9】ワイン産地

ウルグアイ南部における最大のワイン産地であるものを選んでください。

①Colonia

②Montevideo

③Canelones

④Maldonado

 

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③のCanelones (カネロネス)が正解です。

首都モンテビデオの北に位置するウルグアイで最も大きく重要なワイン産地です。

ウルグアイ全体のブドウ栽培面積の7割近くがここにあります。なお、Montevideoはウルグアイ第2のワイン産地となります。

Maldonado、Coloniaがそれぞれ3位、4位と続いています。

 

【問題10】ワイン用語

ウルグアイで醸造所、ワイナリーを意味する言葉を1つ選んでください。

①ホイリゲ

②ボデガ

③ドメーヌ

④エステート

 

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②のボデガが正解です。

なお、ウルグアイ第4の産地であるColonia (コロニア)には、1854年創業のウルグアイ最古のワイナリー、Los Cerros de San Juan(ロス・セロス・デ・サン・ファン)が現存しています。そこのボデガ(醸造所)は国の歴史的建造物として指定されています。


 

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